私は若かりし頃、日本の大学院での留学生活やその後の日本企業勤務の経験で、日本人の優しさや誠意にたくさん接することができました。
その後、中国に戻って経営に携わりながら、日本の上場企業や中小企業の経営者から実に多くを学びました。企業経営の立場から言うと、中国人および中国企業はもっと日本人と日本企業から多くを学ぶべきだと強く感じています。
同時に大切なのは、ビジネスする上で日本と中国それぞれ相手の立場を理解して尊重することが必要不可欠だということです。そしてお互いに利益が得られなければ決して成功しません。
日本の中小企業が優れた技術を強みとして、日本市場を守りつつ新たに中国という大きな市場でビジネスできるよう、心を開いて精一杯ご協力していきたいと思っています。